歯科矯正Part2

2019年当時、会社に毎日出社している状態でしたので、

会社〜自宅の間に立地していて、帰りがけに寄りやすい病院がいいかなと探しておりました。

結果、条件に該当する病院が2箇所ほどありましたが、1つはマウスピース矯正が専門だったこともあり、病院を何箇所もめぐることなく決定しました。

最初はレントゲンを撮って、どこの歯を抜いてどのように引っ張って矯正していくかの治療を考えてもらいます。

また、私のケースではさして問題ではなかったですが、虫歯がある場合は虫歯の治療を行ったり、歯科衛生士さんに衛生指導をしてもらったりと、本格的に矯正治療を始めるまでの準備が合計3回ほどありました。

そしていよいよ抜歯です!抜歯は大学生の時に親知らずを4本抜いて以来です。

一気に4本、ではなく、上と下2本ずつ抜いた気がしますが、抜いた順番はもう覚えてないので割愛します。抜いた歯は記念に全部もらって帰ったんですが、どこにしまったかな?

事前に問診表や歯科医さんに「持って帰りたい」というと貰えると思います。

話を戻して、抜歯の思い出ですが、

麻酔針もそこそこ痛かった気がします…。麻酔液が染み広がっていく感覚がするんですがあれは気のせいですかね?口の周りの感覚がなくなる経験はなかなかないので、不思議な気分で帰宅した記憶があります。

そして麻酔が切れると、痛みで寝るしかない状態が丸1日〜2日あります。

抜歯の予定がある方は、翌日は予定を入れないほうが絶対にいいです。おすすめは木曜日の夜に抜歯、金曜日を有給にして、土曜日曜に経過観察、が仕事にも迷惑をかけにくいかなと思います。

痛みで眠れない時のオススメはホラー映画やスプラッター映画を見る、です。歯が痛いのを適度に忘れられるのと、ここぞという怖いシーンでも歯痛で現実に引き戻されるのでのめり込まずに見ることができます。

自分の口の中が一番スプラッターだよ!!

歯を抜くと、ようやく矯正器具を取り付けることができます。

装着した時の「大変なこと始めちゃったな」感がすごいです。鏡に映った自分の姿を見て、もう引き返せないことに愕然とします。

器具を装着して1〜2週間は唇にも下にも口内炎ができまくりますが、やがて消えていくのであまり気にしない方が良いです。また、装着したては顎に力が入らず、白米を噛むのにも苦労したため、主におかゆやお豆腐を食べ、肉よりも魚を好んで食べていました。野菜も全てみじん切りにし、噛まずに飲み込めるようにしたり工夫して食事をしていた記憶があります。

この時、世の中がコロナ禍でほとんどの人がマスクだったことで、矯正器具や口内炎をマスクで隠せたのは不幸中の幸いでした。

ただし、コロナ禍でのデメリットもあり、会社が週1日〜4日のリモート稼働になったことで、会社帰りに歯医者に寄ることができなくなってしまったのは予想外でした…。器具が外れ、ワイヤーが歯茎に刺さって急遽病院に行かねばならないときが続いた時は「もっと自宅近くの病院にしておけば良かった…」と後悔したものです。

立地マジ大事。(そもそもコロナ禍になるなんて予想もしてなかったですが)

治療を受ける前に、希望する治療が医療費控除の対象かどうか、医師に確認するようにしましょう!医療費控除とは所得税の控除ができる制度です。自分で申告する必要がありますが、還付されるケースがほとんどですので、医療費控除の申告をして損はないと思います。

詳しくは国税庁のホームページやYouTubeに載っているので、チェックしてください!!

医療費控除の申告の際には、領収書が必要になるので捨てずにとっておくこと、病院までの交通費も控除対象となるので、交通費もメモしておくと申請する際に計算しやすくなりますよ。

治療の途中からワイヤーによる矯正だけでなく、上あごにアンカースクリューを挿して前歯を引っ張ったり、上下の歯に小さい輪ゴムをかけて嚙み合わせの微調整をしたり、色々やってました…。アンカースクリュー、ネットで検索しない方がいいかも…。最初、担当医に「骨に金属を埋め込む」と聞いた時ビックリしましたもん…。スクリューを除去した後は骨も肉も再生するから大丈夫ですよ~と言ってもらいましたけど、鼻に到達する大きさなのかなとか、また口内炎できるのかな、とかその時は懸念ありましたが、現在は無事に除去されて、穴もなく元気にごはん食べてます。スクリューのせいで嚥下しずらいとかもなかったです。(ちなみにスクリューの大きさは2ミリくらいでした)

2024年9月にワイヤーを使用した治療は終了し、現在までマウスピースを使用したリテーナーで歯の固定化を図っています。

そもそも治療を始めた目的ですが、

顎が小さいことにより下の歯の並びが悪く、八重歯が出ていたことがきっかけです。

また歯並びが良くなると集中力の向上や姿勢・肩こりの改善も期待できるとのことでしたので、少しでも良くなればと思って始めました。

治療が終わりそうな今の結果からいうと、歯並びはもちろん改善しました。

ただ、治療中のストレスから歯ぎしりをするようになり、さらに嚙み合わせが良くなったことでしっかり噛めるようになったことで、顎の筋肉が発達しエラが張り始めてしまったことは予想外でした。

現在も歯ぎしりは治らず、ストレスを感じやすい環境(満員電車や運転中)に無意識に噛んでしまうことが多く改善には至っておりません。

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