利尻島Part2-前日編-

利尻山登山前日編です!

金曜日の夜、新千歳空港行きの最終便に乗って北海道へ!

北海道は土曜日曜と雲が多く天気が悪くなるとのこと…。

金曜深夜に到着した札幌市内では、早くも小雨がぱらつき始めていました。

札幌市内のホテルで、この日は一泊。

明日は雨が止みますように…。

土曜日です。土砂降りです。

利尻島行きの飛行機のある、丘珠空港に近いホテルですが、

さすがにこの雨の中歩く気にはなれず、タクシーを手配してもらい空港に向かいます。

丘珠空港から利尻空港までは無事に離発着でき、あっという間に利尻島に上陸です!

私たちが到着した時、利尻島にまだ雨雲は来てないようでしたが、

すでに雲は山に巻き付いており、この雲は最終日まで山を覆い隠し続け、美しい利尻山の稜線をみることなく帰途に就くことになります。

利尻島には、僅かな本数ですが周回バスが運行しており、空港から沓形(くつがた)方面に向かいます。

沓形には、日本一行きにくいラーメン屋として有名な「味楽」があるので、まずはそちらでお腹を満たしていきます。

開店前に到着しましたが、20組ほどが順番待ちをしており、あまりの人気ぶりに慄く2人…。雨もポツリポツリと降り始めたところで名前を呼ばれ店内へ。

店内は広く、店員さんも多かったため、あまり待つことなくラーメンが運ばれてきました。

注文したのは、焼き醤油ラーメンとトッピングのとろろ昆布。

昆布だしとニンニクの風味がよく効いたスープに、とろろ昆布を浸して食べるのがおいしかったです。

お腹がいっぱいになったところで、沓形フェリーターミナルに歩いて向かいます。

フェリーターミナルからは定期観光バスが出ていて、島をほぼ一周するような形で利尻島の観光スポットを効率よく巡ることができます。

とくに良かったのは利尻島郷土資料館です。島の成り立ちや独自の自然、アイヌが姿を消してから明治以降のニシン漁で栄えた様子など、興味深い内容が多く展示されており、楽しむことができました。

鴛泊(おしどまり)港に着いて観光バスは終了、解散となります。

このあとはまっすぐ宿に向かえば良かったものを、登りたい気持ちが高まり、港の目の前にそびえるペシ岬に行ってみたいと私がわがままを言ってしまいました…。

この欲が良くなかった…。私はワンピースにタウンシューズ、旦那さんも同様にタウンシューズで、2人とも大きなリュックを背負って登ることになってしまいました。

登る頃には吹き飛ばされそうなほど風が強くなっており、スカートで足さばきの悪い私はペシ岬の登頂は諦め、旦那さんだけに登頂をしてもらいました。

宿に向かう道すがら、明日の登山に備えてお水を購入しますが、天候はどんどん悪くなる一方で、宿にたどり着いたころにはびしょ濡れになっていました。

きっとペシ岬に登らずに宿に向かえばこんなに濡れることはなかったでしょう…。

わがままに付き添ってくれた旦那さんには感謝と申し訳なさでいっぱいです。

お世話になるお宿は「ペンション群林風(グリーンウインド)」さんです。

朝食夕食だけでなく、登山時のお弁当まですべての食事をご用意していただきました。

詳細はのちに書くと思いますが、

オーナーさんの都合が合えば車での送迎していただいたり、濡れた服をボイラー室で乾かすように提案していただいたりと、ホスピタリティにあふれた家族経営のペンションで、ここにして良かったです。

夕食にウニを出してもらい感激!!

明日はいよいよ利尻富士に向かいます!

次回につづく!

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